第19回:エアバス・スーパーシート体験記

今だったらこんな記事書かん(2008年の心境)

ここ最近戦闘機ネタが多かったので旅客機ネタで行きます。

2001年三沢基地航空祭帰り、飛行機で帰る予定で三沢空港から帰ろうとおもったら全席がうまっており、仕方が無いので青森空港まで行って羽田へ向かうことにしました。

私の搭乗する機体はエアバスA300。その名前のとおり約300人乗りのワイドボディ機です。B747ジャンボと同じ貨物コンテナを搭載できるようにキャビンが若干上にあるという特徴を持っています。

さて本来25000円の運賃なのですが、得割を使って20000円で済ましています。しかも得割チケット買ったくせに+3000円のスーパーシートを選ぶ と言う邪道な事も…正規運賃25000円を払った人がエコノミーなのに23000円しか払っていない僕がスーパーシート。世の中情報を得たほうが勝ちなの だよ…ふふふ

スーパーシートは乗る前から他の客とは扱いがぜんぜん違う。普通、搭乗手続きを終えて金属探知機くぐったらロビーで出発を待つが、スーパーシートの客は特 別ラウンジが用意されていて、ソファにもたれながらリラックスして待てるのだ。ラウンジ内にある冷蔵庫内にはジュースやビール、お茶が入っていてお菓子ま で用意されている。当然これらは無料で飲み放題食べ放題。ジュースを2杯ほど飲んで機内で食べようとアメを2〜3個いただいた。

さて、搭乗の時間。ラウンジを後にしてA300に搭乗して座席に座る。座席はゆったりシートで、1つの肘掛を隣と共有するなんてことはない。スリッパが用 意されているので、朝から履きっぱなしであった靴を脱ぎいすを倒してフットレストをあげる。たとえて言うなら歯医者にかかってるような感じでしょうか (笑)。
ちょっと寒かったので毛布をかけて寝る。靴を脱いで足が伸ばせるので非常に心地よい。

さて、霧の青森空港を離陸する。あぁこの離陸の加速は何度経験しても気持ち良いなぁ、なんかドキドキ感があって(笑)

上昇するとあっというまに霧を抜けて、あたり一面には非常に美しい街頭が散らばっていた。昼のように景色は見えないけども、夜は違った美しさを体験できる。
行きに仙台から青森まで3時間以上かかったのにたった10分ちょっとで仙台上空に到達して機内サービスが始まった。普通、フライト時間の短い国内線のサー ビスはジュースかコーヒーが出される程度だがスーパーシートは違った。カステラ、ジュース、そしてフルーツの詰め合わせ(オレンジ、パイナップル、キゥ イ)等が出される。悲しいかな小市民。この程度で大喜び(笑)

しかし、そんな楽しい空のたびもわずか一時間ちょっとで終了。新幹線で2時間+自動車で3時間掛かった青森往路がバカみたいなほど短い時間だ…さすがに空は速い速い。
次ぎからスーパーシートにしよう〜っと


(更新日:2001年12月6日)


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