安い上にラクチンなのでお勧めです。
P-3哨戒機は僕の好きな飛行機の一つ。2002年岩国基地航空祭、及び同年厚木基地チビヤンにてP-3Cのクルーに色々と質問をしてみました。
そのやり取りの内容と回答を載せます。なかなか面白いですよ。
P-3はタッチアンドゴーを行っているのをよく見かけます。クルーの方はその間何を行っているのでしょうか?
「まず、操縦士は当然操縦を行っております。他のクルーは安全のため見張りを行います。窓が近く似ないクルーは、基本的に着陸に備えて安全な体制で待機します。」
同じ質問を他の方(UP-3Dのクルー)にも投げかけて見ました。
「簡単に言うと前は操縦、後ろは見張り、
真中のクルーは寝てます。」
寝てるんですか(笑)
「タバコも吸えないし、かといってレーダーをいれるわけにも行かないし、ほんと寝るしかないんですよ。」
なかなかユーモラスな答えでした。たぶん、その真中のクルーの方なのでしょう(笑)
「安全な体制を待機する」「寝るしかする事が無い」結局どちらもヒマでする事が無いには違いありませんが、言葉一つでその人の人柄がよく分かります(笑)。
P-3Cは一度離陸してしまうと長い間戻ってきませんが、休憩とかはあるのでしょうか?
「基本的にはありません。ですが、時間を見つけて各自食事を取ったりはします。」
食事というと、どのようなものがあるのでしょうか?
「ものはー…コンビニの弁当ではありませんが、そのようなものです。」
電子レンジであたためて食べたりは可能ですか?
「オーブンはあるのですが電子レンジはありません。ですので、お弁当をあっためてたべるとかはできません。」
(よく考えたら電子レンジなんか電磁波だしまくりだ)
P-3Cは初めて見た軍用機でした。野暮用でちょっと綾瀬(厚木基地周辺)に来た時に真上をいきなりゴー…っと飛んできて、おおすげ〜って感動しました。今も一番好きな大型機です。
「ははは、あまり軍用機ぽくはありませんけどね(ちょっと喜びながら)。」
このUP-3Bは、すごくピトー管が長いように思えますが、どんな意味があるのですか?
「その通り、ピトー管なわけですが、このP-3はテストヘッド機であるため色々な空力試験などを行います。このピトー管から3次元機動などのデータを得ることができます。」
一見空中給油装置みたいですね。
「いや、はははそうですね(笑)。」
(更新日:2002年5月18日)
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