二日目 グランドキャニオン観光
疲れているのに早く寝た事も有ってまだ暗いうちに目がさめてしまいました。
朝飯の前にちょっとカジノで遊んでいきましょう。
私の人生設計では今日この日に2000万ドルをゲットする予定になっています(・∀・)
10ドル札を1セントスロットに投入し、1回5セントずつbetしますが増えたり減ったりで小額ですが中々楽しめます。
なんていうか、単調で気持ちのいい音楽でつい熱中してしまいそうというか…(笑)
私の隣でプレイしているひれくんはどうやらかなり景気が良いらしく、何度もフリースピンモードとかいう、10回勝手にドラムが回転し、当たれば倍のサービスモードになります。通称フィーバー。
れる音楽も楽しそうだし羨ましい…。しかし、私のほうは1ドル2ドルと徐々に目減りしてきました…。
30分もプレイした頃でしょうか。私にもツキがまわってきたらしく連続でフィーバーに入りました。
そして3度目のフィーバーでしょうか。
ジャン! ジャン! ジャン! ジャン! ジャン!(絵柄が揃った音)
1200倍!!
カンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカン
カンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカン
カンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカン
カンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカン!!
見る見る持ち金カウンターが増えていきます。
…でもこれ1セントスロットだから1000倍でもたった10ドルなんだよね(´ー`)
若干負けていましたが20ドルちょっとまで増やす事ができました。
ここで一度撤退。
換金ボタンを押すと、チンチンジャラジャラというBGMとともにレシート(笑)が出てきます。
昔は勿論カジノチップが出ていたようですが、最近は合理化でレシートをチェンジャーで換金する方式になっています。
むろん日本のパチンコ屋のような闇の5:3.5とかのボッタクリレートではありません。1:1の換金です。レシートを換金せずに別のスロットに投入する事も出来ます。
元金の10ドルから倍に増やした20ドル分をブラックジャックでふやしたろとチャレンジしますが、結論から言うとオケラ(笑)
1セントのような小額スロットだと本当に増えたり減ったりで10ドルも持っていけば恐らくは2-3時間は遊べると思います。まぁ10ドルぐらい十分楽しんだので勿体無くも有りません(´ー`)
我々はBuffetに向かいますが、途中で1ドルスロットを発見しました。
1ドルです。先ほどの1セントの掛け金も見返りも100倍のマシンです。
25セントなどの高額マシンでは、大抵大当たりジャックポットの賞金がでかでかと電光掲示板に表示されており、他人が負けた分の積み立てにより大当たり時の金額がリアルタイムでどんどんカウントアップします。また、ある場合は商品のベンツやフェラーリがカジノ内に展示されています。
こういう、チャレンジ精神を掻き立てるやり方に私は薄ら寒いものを感じま…気が付くと私は1ドルスロットに座っていました(笑)
ひれくんは、冷静に考えて当たるわけないじゃん。1ドル台なんて金吸い取り機やでとか大阪弁でツマラナイ事を言っていますが聞く耳もちません。現在ジャックポットを当てた場合の賞金はジャックポット二千数百万ドルで、リアルタイムで加算されているのにプレイしない理由がありましょうか。
2000万ドル来い来い来い来い!金額も高いので心臓ドキドキしながらマシンを廻します…
投入した20ドルなんてツキが無ければ1分でなくなってしまうマシンですが例によって上がったり下がったりで増えたり減ったりしています。
……………
……………
……………
な、ななんと20倍\(T▽T)/
一気に38ドル(たしか)にまで増えました。弱気堅実な私は即換金ボタンを押してレシートを出します。
一度は負けたけど、トータルでおよそ20ドルの勝です。(^^)v
さっきの1000倍が1ドルスロットルで来てたら…。と、頭をよぎりますが、メシ代程度は稼ぐ事が出来ました。
ひれくんはマイナス…まぁ普段の行いの差かな(´ー`)
ちなみにラスベガスのあるネバダ州は法人税や所得税といった州税がゼロなのです!
つまり、その分はカジノのあがりで賄っているという事です。いや〜本当勝ってよかった。
とっとと朝飯を食べてグランドキャニオン観光のための準備をしますが、ビュッフェを出て部屋に戻りながら歩いていると(ホテル広すぎて10分掛かるw)ひれ君の爆弾発言が飛び出しました。
「あれ、パスポートがあらへんねんΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)」
おいおい、関西弁でパスポートあらへんなんてお前漫才したいとちゃうんか。
ビュッフェでも探し、さらに一度部屋に戻り荷物を探しますが彼のパスポートは有りません。
「どこで落としたんやろか (lll´Д`)」
だから、一人漫才はいいと。
グランドキャニオンへは飛行機を使うため予めパスポートを用意するように通達されていましたが、もし見つからなかったら私だけで行くわけにもいきません…。結局彼のパスポートはビュッフェで落し物として保管していてくれたお陰で無事に本人の手元に戻りました。ともかく見つかって本当によかった。
さて、バスでノースラスベガス空港に到着しました。
写真はバスで移動中に撮影。ホテルパリス。1/3(だったはず)エッフェル塔は登ることができます。
航空会社のフロントにパスポートを提示し、荷物と体重を計測します。説明によると、小さい飛行機なので左右のバランスが偏ると操縦に支障を来たすためと言う事です。ここよりグランドキャニオン空港まではドルニエDo228による空の旅になります。
ノーズが長くて少々不恰好な飛行機ですね。
搭乗前のチェックインはすぐに終わりましたが、現地の天候があまりよろしくないらしく出発が1時間あまりも遅れてしまいました。
搭乗前に乗客と機長(日本人!)との写真を撮り(あとで有料で販売してた。当然買わなかったw)
ピザとポテトとハンバーガーばかり食ってそうな
典型的な米国市民(推定170kg)が飛行機に乗客の荷物を詰め込み飛行機の後部から乗り込みます。
天井が低い事低い事。頭を下げて腰を曲げなければ歩けません。指定された席に座り出発を待ちます。
って、その巨漢コパイかよ!!
OK謎は解けた。
少なく見積もっても機長の3倍はありそうな巨漢が右側に座るんだから、乗客のバランスを取るのも当然(笑)
巨漢が乗客に向けて脱出の際の手順とか、普通の旅客機に乗ってもレクチャーされる事を実演しますが、乗客の100%が日本人なのでだーれも聞いちゃいません(笑)
双発ターボプロップの騒音が結構酷いのでイヤーマフを装着します。イヤホンから謎な日本語の観光案内が流れはじめます。
タクシーを開始します。セスナが沢山駐機されていてとてもいい感じです。
日本なら滑走路とエプロンの周りは大抵草地ですが、砂漠地帯に造られた街らしく、砂地なのが特徴的です。
長い事タクシーをして滑走路に入りようやく離陸です。
ジェット旅客機に遜色のない加速(むしろそれ以上)を体感し、あっという間に離陸してしまいます。小さい飛行機なのでバンクも多分30近くとってるんじゃないでしょうか。かなり傾きます。
相変わらずシムシティチックなアメリカン都市の上空。写真は離陸したノースラスベガス空港です。
3本も滑走路を備えるステキな空港ですが、大型機は一切離着陸しません。殆ど単発セスナや、せいぜい私達が乗っているような双発の軽旅客機のための飛行場です。
ラスベガスを離れて間も無くするとミード湖が見えてまいりました。
ミード湖はかの有名なフーバーダムでせき止められた人造湖で琵琶湖の2倍もの面積を誇ります。
ニューディール政策、ルーズベルト大統領...昔習った事を思い出します。が、ミード湖は余りにも広すぎて(東西50kmとか...)肝心のダムがどこにあるのか分かりません。残念!
ダムで作られる豊富な電力とせき止められた豊富な水が、砂漠の街ラスベガスを一大観光地として飛躍させました。(飛行中に流れる説明)
ミード湖を過ぎると徐々に天候が悪くなり、一時的に雲で視界がゼロになります。ところどころなんとか視界が開けていますが...
ずーーーーっと平地と道路が広がっているばかりで相変わらず何も有りません。
なんていうか、ここ火星?
その何も無い場所から急に台地の裂け目のような峡谷が出現します。
ナントカキャニオンと説明があったのですが、覚えていません(笑)
谷底の小川が侵食してこの谷を造ったのでしょうか。
さて1時間弱も飛行した頃グランドキャニオン空港に到着しました。
てゆーか寒!!
標高2000m近いため、ラスベガスよりも相当気温が低いです。上着を持ってきて本当よかった〜。
逆側の席に座っていたひれくんが、なにか戦闘機っぽいのを見たと報告がありましたが、運良く、飛行機を降りてから近くを通りましたので撮影。
走行中のバスから撮影したので強烈にブレてしまっています。
さて、この飛行機の機種は何でしょう。垂直尾翼にはスイスの国旗が見られます。正解は後ほど。
途中、グランドキャニオンツアー一行はホテルに立ち寄りバイキング形式の昼食を取ります。
まだ二日目だというのに油っこい食事にうんざりしていた私は、パサパサのピラフやギトギトコテコテの肉料理を見て一瞬引いてしまいました。
食欲が失せてしまっていたので、小さいチキンを一つだけ食べます。
冷たいお茶が有ったのがせめてもの救いでしょうか。前日から飲み物はジュースしか飲んでいなかったのです。
ちなみに水は3ドルです。500mlで360円ぐらい。ありえね。
しかし、アメリカ人は季節や気温によって着替えると言う事を知らないのでしょうか。
気温が摂氏一桁なのに平気で半袖半ズボンで出歩いています。
昼食後はようやくグランドキャニオン国立公園に入ります。
国立公園に入れば、いつでもこの絶景が見えるのかというとそうではありません。
いくつかのビューポイントがあり、そこで初めて絶景が見られる。という寸法です。
バスを降り、軽い坂道を登ってゆくと...。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
やべぇ。
もう、やべぇとしか言い様がありません。
ていうか、やべぇばかり言ってたような気がします。
何もかもが本当ヤバイんです。
一人の人間なんて、雄大な地球の自然の前ではゴミかカスにか過ぎないんだなぁ...。
人命は地球より重い? この場所で言えたならばたいしたものです。
コロラド川の流れと、風雨が谷を浸食したとか、一番下の地層は何十億年前(!)で何度も氷河期を越えただとか...
よってたかって騙すつもりですか?
理屈じゃないんです。グランドキャニオンは。
私が撮影した写真なんて、私が体験した感動に比べれば、その四五億分の一しか表現できていません。
ぜひ、グランドキャニオンに足を運んでみてください。この雄大な自然美は何物にもかえられません。
正直、次の日のネリスエアショーなんてどうでも良くなって来ます。
なんかすごい所に人が立っています。
私達のすぐ近くでも、崖ギリギリに立ってバンザイしながら喜んで写真撮ってる東洋人がいました。
ツアーガイドさん(半袖半ズボン)が一言。
ああいう馬鹿な事をするのがチャイニーズなんだよ!
ガイドさん...
.思いっきり吹いたwwwwwwww
実際に、年に20人前後が転落事故で死んでるそうですが、
なんと事故死の半分がチャイニーズだそうです!
いや嘘ですが(・∀・)
ガイドさんの話しは実話ですが、一瞬ときめいちゃった人は心が病んでます(´ー`)
吸い込まれそうな高さに思わず腰が引けます。グランドキャニオンの平均深度は2000m。落ちたら一発です。
ここは自己責任国家アメリカです。
安全柵がある場所は限られています。崖ギリギリに寄るときは柵のある場所にしましょう。
でないと、チャイニーズ扱いされますよ。
なんとかテンプルという山。確かに東南アジア系の寺院のようですね。
わがままを言えばちょっと、雲が多いのに残念です。
グランドキャニオンは光線具合一つによってがらりと顔を変えるため、色々な表情が見れたと前向きに解釈しておきましょう。
グランドキャニオンは今なお侵食が続いており、数百万年後には広くなだらかな渓谷になってしまうと推定されています。
平均深度2km 対岸までの距離20km 少しずつ侵食すること数億年。
この場所で得られた感動...priceless
この地を訪れて人生観が変わりました。本当グランドキャニオン観光を選択して良かった。
もう少しゆっくりと雄大な自然を体感していたいところですが、時はあっという間に過ぎ去ります。
これより帰路につきます。
帰りの飛行機の窓から撮影したさっきの戦闘機。
更なるヒントを言うと「ホーカー」。
で、答えは下の白欄を選択。
ホーカー ハンター |
50年代の古きよき時代の戦闘機ですね。
先ほど私達が訪れたのはサウスリムと言い、我々はノースリムを見ていた事になります。
この写真は飛行機から見たグランドキャニオン
ウエストリム。
ウエストリムはコロラド川のさらに下流で、サウスリムに比べると谷の深度や広さに劣ります。
グランドキャニオンの最終地点であるミード湖です。
右下の台地に交差した滑走路が見えますが、滑走路だけで何もありません(笑)
いわゆるノンタワー空港というやつでしょうか。
こちらはひれさん撮影。
飛行機のたびも間も無く終わりです。ちらほらと明かりが見え始めました。
あ、ネリスじゃん!!
沢山の飛行機が並べられています。サンダーバーズの姿も確認できます。
実はネリスを探していましたが、真上を通過しているとは気が付きませんでした(笑)
これは右にバンクをとった時に撮影したものです。
そして着陸〜〜〜。
リバーサルピッチの減速が体に伝わり、楽しかったグランドキャニオン観光も終わりを告げました。
出発前に機長と撮影した写真が売られていますが、勿論買いません(´ー`)
送迎バスに乗りラクソーに戻ります。
朝早く起きたせいもあり、とても疲れました。
が、このあとにラスベガス夜の観光が待っています。
ラスベガスという街は全体で観光客を盛り上げ、楽しませ、再びラスベガスに来訪したいと思わせるための努力がいたるところで見る事ができます。
昨日のセイレーンオブトレージャーアイランド(船の撃ち合いのやつ)に代表されるように、各ホテルの無料・有料アトラクションやナイトショーなど、どこのホテルでも必ずそうしたショーが存在します。
その中で、ホテルリオのマスカレイドショーインザスカイ、ダウンタウンのフリーモントエクスペリエンス、最後にストラトスフィアタワーの夜景見学を実施するツアーに申し込みました。
もちろん、無料でショーがやっていける理由は無限にカネを吸い取るカジノにあるわけです(笑)
バスに揺られホテルリオに到着しました。
マスカレイドショーインザスカイとは日本語訳では空中仮面舞踏会。全く意味がわかりません。
派手なカッコしたお姉ちゃん達が、中央のステージと、天井には敷設されたレール下を移動するゴンドラでリオのカーニバルを空中でやる。という感じです。
私達はステージの最前列に陣取ってショーの開演を待ちますが、その間近くにハゲのピエロが様々な演技を見せてくれました。
近くのハゲのオッサンに近寄って頭を見せたり(オッサン苦笑)、若い娘に絡んだり。見ている分には面白かったですが、絡まれなくて本当によかった(笑)
ちなみに、どこのホテルでもカジノ内は基本的に撮影禁止です。リオのマスカレイドショーの時間のみ撮影が解禁されます。
次にダウンタウンのフリーモントエクスペリエンスに向かいます。
左右はカジノですが、一見普通のアーケード街。
しかし、この天井は小さいLEDが敷き詰められているのです。分かりやすく言えば天井全てが液晶ディスプレイだと言う事です。
ちなみに韓国のLG社のロゴが入っていました。
私達が泊っているラクソーなど、ラスベガスの中心街は名実ともにストリップに移ってしまっています。
しかし、ラスベガスのカジノ発祥の地はこのダウンタウンであってストリップに流れる客の流れを再びダウンタウンに戻すためにフリーモントエクスペリエンスは誕生しました。
ちなみにこの施設の建築費は7000万ドルと戦闘機に匹敵する費用が投じられています。10年前に完成した当時は200万個の電球で映像を映していましたが、2004年に全てLEDに交換したようで、実に数千万個に及ぶようです。
そんな話しをするとスゲェと思ってしまいますが、逆にこの大きさで数千万画素って以外にしょぼいような気がしないでもありません(笑)
以前、テレビでこのフリーモントエクスペリエンスを見て以来、一度は訪れてみたいと思っていたのでグランドキャニオンに続き再び一つの願いをかなえる事が出来ました。
率直に感想を言うと。
なんだ、たいしたことねーじゃん(つд`;)
期待倒れに終わってしまいました。
ちなみに消費電力は1日に数万ドルだそうです。勿論ギャンブラーたちからはねあげたカネで運営されています。
最後にストラトスフィアタワーの展望台で夜景を堪能します。
ストラトスフィアタワーは日本語にすると成層圏の塔。東京タワーより若干高い350mのラスベガスナンバーワンの高さを誇ります。
展望台には、東京タワーのように高速エレベーターで移動するのですが、入場チェックがかなり厳しく、かばんの中は調べられるし、金属探知機は潜らなければならないし、さながら空港のような警戒ぶりです。9・11のテロ以来このような体制がとられたようです。
ツアーガイドさんはここに来る前にこう言いました。
「皆さんがいままで見た事のないような素晴らしい夜景を見る事ができるでしょう。」
まさにその通りでした。上の写真は屋上の展望台から、ストリップ方向を撮影したものですが、本当素晴らしい夜景に大変感動しました。
ラクソーのレーザーも見えますね。ラクソーはストリップの南端で、ストラトスフィアタワーはストリップの北端にあります。この地点からラクソーのあたりまで延びる道をストリップストリートと呼び、ラスベガスの中心街にあたります。
ラスベガスはイメージとはカジノのイメージとは逆に(?)アメリカでも大変治安が良い都市なのは、夜でも暗くならないというところに有るのではないでしょうか。
住宅街方向を撮影。たぶんネリス基地のある方向。
空に光るのは星ではありません。小さく光っているのは全てヘリコプターで、朝から晩まで一日中ラスベガスの上を遊覧飛行しています。
ひときわ明るいのも月ではなく、旅客機の着陸灯です。そもそも、星なんて月とよっぽど明るい一等星ぐらいしか見えないのです。
ひれくん曰く。
「乗らないか?」
無理wサポシwww挑発できないww
と、分かる人にしか分からないネタは置いといて、このXスクリームという絶叫マシーンは私達が帰国した数日後に日本人を載せて運転中空中で停止してしまったそうです。
文字通り最高の恐怖で絶叫を味わったことでしょう(笑)
集合時間になったため、タワーを降りて出発を待ちますが、団体行動で時間の守れない奴はどこに言ってもダメなものです。時間を過ぎているにも関わらず、あるペアが30分近く展望台から降りてきませんでした。
明日は朝一番でネリスエアショーだと言うのに...全く。
結局、ホテルに戻ったときには12時を回ってしまいました。
明日5時起きなのに。
二日目はグランドキャニオンと市内観光で、沢山の素晴らしい体験をする事ができました。しかし、さすがに疲れて何もする気がありません。
シャワーを浴びてさっさと寝る事にしました。
が!
「緊急事態緊急事態Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)」
ひれくんが風呂から飛び出してきました。
何事!?
「壊れてる。お湯が止まらない」
え?意味わかんねぇ。彼は焦りまくってて何がいいたいのかさっぱり分かりません。
風呂を見に行くと...
(≧∇≦)ぶぁっはっはっ!!
湯船にお湯を溜める蛇口のレバーがぶっ壊れて風呂に沈んでました(爆笑)
レバーをはめようとしますが、全くはまりません。
ひれくんは、フロントに電話して直してもらおうと、電話機を取りますが
「あーもう番号わからへんわ。⊂⌒~⊃。Д。)⊃」
相変わらず愉快な人です。
とりあえず落ち着けって。
「私がフロのために焦っているだと? バカな! 私は冷静だ。」
いや、焦ってるようにしか見えないから(笑)
幸い英会話ガイドに「お風呂が壊れました、すぐ来てください」という例文があったのですが、
ホテルのサービス電話番号が沢山書いてある+かけても○×の場合は1を、○×の場合は9を押してくださいなど機械音声で対応され、ひれりくんは混乱してしまったようです。
とりあえず、私がそれらしき場所に電話する事に成功しましたが、
英語で会話するのに戸惑ってたら相手に一方的に電話を切られました(笑)
その後、電話は私が掛けて、ひれりくんが電話応対をしてなんとか技術者を呼ぶ事に成功しましたが、いつまでたっても直る気配がありません。
仕方ないので、今日はもう寝るからお湯だけ止めたら後は明日中にやってくれと頼んで、ようやく落ち着きました。
もう2時を回っています。最後にとんでもないトラブルが発生してしまいました。
写真を撮っておけば良かったと心底後悔。私にもそんなこと考える余裕が無かったということでしょうか(笑)
明日はいよいよラスベガスの名だたる無料ショーの中でも最大のネリスエアショーです。
■-予告編-■
前日のトラブルで全然睡眠を取れなかった私達は眠い目を擦りながらも、ワクワクしながらネリスエアショーへと出発しました。
公式サイトを見ても公共交通手段での入場方法が全く書いておらず、ネリスへの交通手段は出発前から心配の種でした。とりあえず、ネリス基地の近くにあるスーパースピードウェイというレースサーキットの駐車場がエアショーのために解放されており、そこからシャトルバスを使うと言う事だけ分かっていました。
我々は今回レンタカーを使っていないので、タクシーでスーパースピードウェイに向かう事としました。
大体30分ほどでスピードウェーに到着しました。タクシーの運ちゃんにチップ込みで50ドル程渡して、クルマを降ります。
さて、トランクに積んだ荷物を降ろそ...っておい
タクシーが走り去ってしまいました
Σ(゚д゚lll)ガーン
本番エアショーを控え事態は急展開!
我々はネリスエアショーを見ることが出来たのか!?続きは次回をお楽しみにっ。
(本ページはひれさんの検閲を受けた後に公開しています。)
(一部無かった事にされています。)
■1日目長躯遠征〜ラスベガス観光
⇒2日目ラスベガス・グランドキャニオン観光
■3日目ネリスエアショー初日
■4日目ネリスエアショー最終日&5日目RTB
■ネリス行きたいんだけどどうすりゃいいの?
エアショーレポート