2006年 観艦式

3年に一度行われる海上自衛隊最大のイベントである観艦式。今回あまったチケットをいただけたので、6年ぶりの参加となりました。
何せ乗船場所の横須賀は地元なので自宅から30分と、行くのが楽ちんです。

今回は潜水艦救難艦ちはやに乗船しました。「ちはや」は、遭難潜水艦からの乗員の救出を主任務とする潜水艦救難艦であり、平成12年3月に就役しました。本艦には、潜水艦救難艦特有の深海救難艇及び深海潜水装置のほか、無人潜水装置等、ほかの艦種では、あまりみられない装置が装備されております。
また、救助した潜水艦クルーを収容するためのベッドが94(だったかな)備えられています。


ちはやの大きな特徴の一つ、DSRV II。


DSRV IIの格納庫。
観艦式名物。出港前から早くも難民船の様相(笑)



出港後米軍基地の方を見る。いまは亡きF-14だ。



手前から掃海母艦「うらが」 試験艦「あすか」(不恰好な…) 訓練支援艦「てんりゅう」



手前から護衛艦「あぶくま」 護衛艦「まつゆき」 マストだけ写ってる護衛艦「さみだれ」



イージス艦「ちょうかい」


こちらもちょうかい。こんごう型以外船の区別がまったくつきません。


ボフォース対潜ロケット。護衛艦「ゆうばり」
タイミングがぜんぜんだめだー。艦砲の展示もぜんぜん撮れませんでした。ガク…。



魚雷被弾!!たぶん護衛艦「しまかぜ」

本当は奥側で炸裂したボフォース。



発艦展示を行うSH-60K たぶん護衛艦むさらめ型



うわーかっけーー!潜水艦の急浮上初めて見ました。
潜水艦「わかしお」(多分)


ゆきしお(多分)

ちなみに、通常潜水艦はこんな急角度で浮上しないんだそうです。中が酷いことになるのは容易に想像がつきます。

ちはやに応援でやってきた潜水艦のクルーが言うには
観艦式の一日目に、急浮上の際事故が発生したそうです

「ぎゃあああああああああああああ!!」



と、潜水艦内に断末魔がほど走り、慌てて駆けつけた隊員がその部屋に入った時、目も当てられない光景が広がっていました。







なんとそこはトイレだったのです。









嘘っぽいなあ(^^;


フレアー! 護衛艦「やまゆき」
フレアだけではなく散水しています。


まだ燃えてるし。



連続写真。ポーンと打ち上げられパーンと炸裂します。



輸送艦「ときわ」と、給油を受けるのは護衛艦「はるさめ」
自衛隊の活動する海域が非戦闘地域です。



ミサイル艇「おおたか」

ミサイル艇のアナウンスで「北朝鮮の工作船に対応できる〜」と、名指し!!
ちなみに安倍総理もミサイル発射と核実験問題に触れ、北朝鮮を名指しで非難しました。


輸送艦「しもきた」に搭載するLCAC。P-3CやC-130のターボプロップと似た音がします。


逆光が活かせそうだったので船をシルエットにして撮影。多分「うらが」だと思います。



ちはやのブリッジ。浦賀水道を航行中飽きずにブリッジを眺めてました。
ブリッジの後方に潜水艇の司令室があるのですが写真撮影禁止でした。

女性自衛官「次回変針予定は1530 艦長。」
艦長「ほい」
女性自衛官「副長。」
副長「はい」

こんなやり取りをしてました。


航行コンピューター
水上レーダーに記されている符号はAMG=あまぎ URG=うらが KRM=くらま BNG=ぶんご CHK=ちょうかい TCK=たちかぜ UMG=うみぎり
大型船はフォネティックコードがつけられ監視されていました。

「フォクストロットの後方を横断(浦賀水道を)します」「ん〜まあそんなところやね」

みたいに。



帰港。
ほぼ同じ場所から絞りを極端にかえて撮り比べてみました。
左はF22 右はF6.3 両方ともシャッター速度は1/1000


この日の出港前朝は酷い天気だったのですが、航海中に徐々に晴れ、観艦式が始まる頃には良い具合に雲がなくなりつつありました。帰港時には雲ひとつ無い見事な夕焼けでした。
しかし、残念なことに固定翼は全て中止されました。天候の回復があと2−3時間早ければ…と思うと残念でなりません。



チケットをわけてくれたタカさんが予行で撮影したP-3C
これが撮りたくて悪天候のリスクを冒してまで家を出たのに…残念でした。
とはいえ今回6年ぶりの海系イベントを十分楽しめました。また3年後も行きたいなあ。もちろんチケットは他力本願で(笑)


あ、そうそう。先日HMSベルファストのレポートで自衛艦にも神棚か仏壇ぐらいは設置されてるんでしょうかと書きましたが、
神棚を目撃しました。あまりそういうのは写真に撮るのはどうかと思って撮影はしていませんが、「ちはや神社」が確かに存在しました。


BACK

MASDF