HMS belfast 巡洋艦ベルファスト記念艦

■行き方&情報

ロンドンのテムズ川に掛かる、かの有名なタワーブリッジから歩いて3-4分の場所に、英国ロイヤルネイビーの軽巡洋艦として就役したHMSベルファストがそっくりそのまま、テムズ川に浮かび、博物館として展示されています。
ちなみにHMSとはHer Majesty's Shipの略。つまり女王陛下の御艦という意味です。
勿論、イギリスは国民主権の立憲君主国ですから名目上に過ぎないにしても、海軍の艦船はミサイル原潜も空母もすべて女王陛下の船とは凄いですね。

入場券は8.5ポンド。約1,800円と高め。
横須賀の三笠記念艦なんて戦艦で500円なのに…。しかも日本海海戦という国家の命運を掛けた一大決戦を旗艦として参加した三笠と違って、HMSベルファストなんて何やったんだかわからない、たかが軽巡洋艦ですよ(失礼!)。
ただ、展示内容の充実度は三笠の3倍は有ると思います。艦内は、1時間強を見越せば十分に見てまわれると思います。


シーパワー属性な方にお勧めです。

なお、本ページは極端に空に偏ったエアパワー属性の私が書くレポートですので、その辺はあらかじめご承知おきください。


公式サイトより http://hmsbelfast.iwm.org.uk/
地下鉄のLondon Bridge(ロンドンブリッジ駅)で下車。北側へ歩けばテムズ川沿いに出ます。あとは見えるので勝手にどうぞ(笑)
駅出口から右に出て歩いてるとHMS BelfastやLondon BridgeやTower Bridgeとか看板があるのですぐにわかります。
徒歩5分。



タワーブリッジから撮影。 艦首から撮影したい人はロンドンブリッジ側からがお勧めです。
また、テムズ川は水上バスが頻繁に往来していますので、それに乗って間近で見るのも面白いかもしれません。
トップの地図にも埠頭が書かれていますね。セントラルロンドンからグリニッジの便に乗ったりする楽しみ方も。
窓口で切符を買って乗船なので難しくもなんとも有りません。
ちなみにグリニッジの桟橋には、紅茶輸送用の高速帆船として有名なカティサーク号が展示されています。
もちろん歩いてグリニッジ旧王立天文台にも行けますよ。


小屋で入場料を払い、桟橋を渡りベルファストに乗艦します。テムズ川は汚いので落ちないように注意しましょう(笑)


主砲砲塔。 ふーん。



最後部の砲塔から発射したらタワーブリッジの間を抜けそうです(^^


かなり頻繁に遊覧船が往来しています。物資運搬船は有りませんがテムズ川水運はいまだ健在です。




通信室で何かチェックしてるジェームズ。(勝手に命名)



酒保
「やあ、エドワード。今日もキットカットかい。」


手術室
ピッピッピッピ(心拍計の音)カチャカチャ(メスとか使ってる音)とか、蝋人形が演じる展示場にはスピーカーからその場面に合った音が流されています。



「やあ、アンダーソンくん。調子はどうかね。」 「あ、キャプテン…あたたたた…」


キュイイイイイインキュウウイイイン(ドリルの音) あああぁあぁぁぁぁぁああ(患者のうめき声)
センスいいよ。笑えます(笑)



「ジョーンズ、今度国に帰ったら女を紹介するよ。」 「せ、先輩うれしいっス。 ううう、玉ねぎが目にしみて…。」


肉。狂牛病の本場イギリスです。


玉ねぎ、ジャガイモ、肉と来てこれは多分英国風海軍カレー?



Uボートが何ぼのもんじゃい!食わなきゃ戦争はできねーんだ!


居住区。
ふんふんふーん♪(鼻歌) もちろんここのBGMです。



艦内ラジオ局。
「機関科ニール兵長のリクエスト。ビートルズの…」
ベルファストが現役のころにビートルズねーよ(笑)



教会。
ところで海上自衛隊の船には神棚 仏壇ぐらいは設置されてるんでしょうか。


ギーコギーコギーコ(のこぎりっぽい音)


「おお、トーマス。また国の彼女から手紙かね。お熱いこった。(ニヤリ)」


機関室。むろん機関など動いていませんが、熱いし狭いし…。


艦内は本当に狭いです。一部身をかがめないと通れないような場所も多数。特に階段がキツイ。



ンガー 蝋人形本当生き生きしてます(^^;



営倉。
ジョシュア1等兵が同僚の財布を盗みぶち込まれたようです。



隣の営倉に「次は君の番かもしれない…」 (*゜∀゜)=3 ムッハー 
なんて書いてあったからぶち込まれてみました。 
暑いし、狭いし、暗いし、こんなところに拘禁されたくないものです。



主砲の装填装置?



艦首の主砲。手前に見える橋が、よく落ちることで有名なロンドンブリッジ。


高角砲


ブリッジ。左にナビゲーターオフィサー、右は艦長。


なにこの大谷刑部少輔。
戦闘指揮所。なんでこんなカッコしてるんでしょうか。



艦長だったか、エライ人の個室。


下っ端がえらい人に何か報告。



■あとがき

こんな感じで艦内のいたる場所に蝋人形が設置されており、現役時代の状況を視覚的に再現しています。
HMSベルファストの歴史を展示した資料室なども併設されています。戦後に来日したことがあるようですね。
ちなみにその資料室に…



あーあやっちゃったよ。こんなことをやる民族はひとつしかないよね。
これ、まさか大人がやったんじゃないよね。でも子供は一人で欧州くんだりまで行かないよね。
ご丁寧にも
Japanの部分を彫り、
彫った溝を青ペンで塗り、
さらに抹消線を彫り、
下にEASTと彫り、
その溝を黒く塗る。


はじめてここに来たんじゃできる芸当では有りません。SEA OF JAPANの表記を消すためだけに準備をし、再訪したと思われます。
別にさあ、朝鮮で東海と呼ぶのは結構だし、言論の自由の保障されている英国で何を言おうが、それも結構。
だけど、展示資料に傷をつけるってどうよ?愛国心があれば許されるわけ?日本憎しなら何をやっても許されるの?

ロンドンで地図を開いてたら、英国人のおじさんに、道に迷ってるの?と、親切に声をかけていただいたのですが、
その時に「Are you Korean?」と聞かれました。彼らと近い人種である事が恥ずかしくてたまりません。

私は予言します。この展示は数年後にDokdo(独島)とイタズラ書きされることを。


不逞※人(自粛)は半島から出るな!


ちなみにバッキンガム宮殿で中共人民も迷惑掛けてましたが、それはまた後日。


お口直しにタワーブリッジの写真でも。


跳ね橋があがりました!今では二日に一回程度しか跳ね上がらないそうです。見られたのは全くの偶然でした。










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