【連載漫画】 警視正 椎名啓介 E-8ジョイントスターズの巻 2006年の1月、MASDF簡易掲示板の書き込みを発端に当社編集部に激震が走りました。 漫画雑誌のイブニング(講談社)の警視正 椎名啓介にUSO800が掲載されていると言うのです。 当初私はUSO800が載ってると言っても、ただ似たようなアイディアの架空機が登場しただけなのだろうと思っていました。が、そこに掲載されているものは想像を絶する“笑撃”が繰り広げられていました。
当航空機新聞警視庁首都高の速度取締り強化へ。E-8ジョイントスターズ採用より。 どうやら、著者はやってしまったようです。しかし、これだけではまだ「やってしまった」かどうかは分かりません。 たまたま同じアイディアを思いつき、たまたま似たような塗装を思いついただけかもしれません。 では次のページ。 (講談社 イブニング2006年1月10日発売号 警視正 椎名啓介より引用) (講談社 イブニング2006年1月10日発売号 警視正 椎名啓介より引用) AER氏が作成したパトカー塗装(笑)が似通っているならともかく、私がでっち上げたスペックまでそのまま掲載されています。航空機新聞社のUSO800認定を受けた記事を参考にした事は疑いようの無い事実であると断言できます。 この話のあらすじは、警察官が無謀運転を繰り返す暴走バイクを相手に「人間対人間」で対抗し、ただ捕まえるのではなく、暴走バイクの運転者に対して「思考を促す」事の重要性が描かれており、警視庁が配備したJ-STARS(笑)を用いるという行き過ぎた機械化、過剰な取締りに対する問題提起がされているのです。 J-STARSの資料に目を通す主人公、椎名啓介の複雑な表情にはそういった意味合いが込められているのです。 マンガのストーリー自体は、読者にこの問題を考えさせる決して悪くは無い内容だと思います。 が、しかし。 やっちまったので作者の意図も完全に崩壊してしまったようです。 この話、単行本化されてるんでしょうかね? なお、この件について友人のK君が講談社に突撃電話を慣行しましたが、担当者が言うには航空機新聞社については存じて居ないとの返答がありました。 出所がこのサイトであることは確実ですが、作者がどのような意図でJ-STARSを警視庁に配備してしまったのか。嘘だと分かってこりゃ面白いとアイデアを練ったのか、それとも本当にJ-STARSが存在すると勘違いし描いてしまったのか…。永遠の謎になりそうです。 なお、実際のジョイントスターズにもパルスドップラーレーダーも合成開口レーダーも備えており、移動車両情報ならびに高解像度画像を得る事は可能です。 しかし、実際のジョイントスターズでは移動車両のナンバーを読み取る事は出来ません。 合成開口レーダーは原理上地上の走査に数秒間の時間を有し、高速で移動する自動車は恐らく長い影のようになるか、全く写りません。 当然、航空機新聞社で書かれている説明のような用途に使用することは出来ないのです。 また、仮にナンバーを地表に放置しても恐らくそれを解像し判別する事はできないでしょう。 ※注意※ このページはUSO800がマンガになってしまった事を笑う目的で作られています。 たった一枚の捏造写真で、さまざまなアングルを描いた作者のやぶうちゆうき氏の想像力を褒め称える事はあっても、 講談社ならびにやぶうちゆうき氏に対して何らかの責任を追求するものではありません。 誤解無きようお願いいたします。 航空機新聞に掲載された情報を転載し恥をかいても当方は責任を負いません。自己責任でご利用ください |
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