航空母艦配備に向け VTOL戦闘機の離着艦試験を実施 防衛庁の発表によると米国海兵隊の協力のもと、相模湾沖で輸送艦「おおすみ」にて、着艦試験評価を行ったとのこと。 写真では回頭を終了したおおすみに、いままさにハリアーが着艦しようとしている。 過去「おおすみ」のシルエットは空母に似ていると物儀をかもし出しており、非難の声が上がっていたが、同艦には航空機収納能力は無く、事実無根であった。 実際「おおすみ」には、航空機を収納する能力は無い。しかしこうしてVTOL戦闘機による離着艦試験が行われたと言う事は、未来的には日本が空母を所有する事を宣言した事になる。 現在、ヘリコプター搭載護衛艦DDH16の建造ががまっているが、事実上小型のヘリ空母ではないかと言われている。おそらく実際にV/STOL戦闘機が離着艦する空母への布石であろう。そう考えると「おおすみ」の特異な形状も納得できる。実際に空母建艦がスタートしても、恐らく就役には今から10年は経過してからであろう。 当然、搭載される戦闘機にも注目が行く。 現状考えられるのはAV-8BハリアーIIプラスか、F-35JSFであろう。ただし前者は設計年度が古く後者には及ばない。おそらくF-35JSFが採用されると思われる。 |
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