新鋭イージス護衛艦「みらい」行方不明に 本日早朝、海上幕僚監部は去る4日に新鋭イージス護衛艦「みらい」(艦長 梅津三郎一佐以下乗員241名)が太平洋上で行方不明になったことを明らかにした。 西藤海上幕僚長の発表によると、みらいはハワイ沖で初めて実施されるミサイル防衛(MD)演習に向け航海中、4日中部太平洋ミッドウェイ島沖にて低気圧に巻き込まれた同艦は突如として通信を途絶した。 即座に日米合同による捜索活動が実施されたが同艦を発見できなかった。また、捜索において一切の残骸が発見されておらず原因は依然として不明だと言う。今後も海中を含めた捜索が行われる模様。 乗員241名とフリーカメラマン1名が乗艦していたが、安否の確認は取れていない。 「みらい」は平成13年に就役した「ゆきなみ型」新鋭イージス艦で、弾道ミサイル探知能力や防空能力に優れており、スタンダード対空ミサイルやトマホーク巡航ミサイルを最大で77発を搭載できる。またMVSA-32J及びSH-60Jの2機の航空機搭載能力を持つ。 今月1日、僚艦4隻とともに派遣反対デモ活動の中横須賀からハワイ沖にむけて出港していた。 |
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