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ナマエ:キャスト 2005/07/31(日) 16:55 [MSIE6.0/WindowsXP]
- アメリカに限定すれば可能だと思います。
陸上部隊の支援もありましたが湾岸戦争やアフガン戦争でも主力は航空戦力でした。ここでいう航空戦力とは空軍だけではなく海軍の艦載機やトマホークなどの巡航ミサイルも含みます。戦争に勝利するのに陸軍が必要な時代は終わったといえませんか?
- 2 ナマエ:Tu-22M 2005/07/31(日) 17:32 [Netscape6/WindowsXP]
- 「戦争に勝つ」とはどういう状態でしょうか。
航空戦力のみで戦争に勝利できるのであれば、
なぜ米国はイラクやアフガンにおいて陸軍を展開し、
現在も戦闘を続けているのでしょう。
圧倒的な航空戦力の差が、戦争の大勢を決することは事実ですが、
現在においても、戦争に勝つためには、最終的には陸上戦力、すなわち陸軍が必要であると私は考えます。
- 3 ナマエ:凡人 2005/07/31(日) 17:59 [MSIE6.0/WindowsXP]
- 航空戦力だけで攻撃をおこなっても戦争に勝ったとはいえないとおもいます
戦争が基本的に終わったと思うことは今は少ないですが・・・たいがい占拠が
あって戦争の終了という感じですよね。 海兵隊だけで占拠をするのは難しいと思うので
やっぱり陸軍は必要じゃないですかねぇ・・・
- 4 ナマエ:赤月の夜 2005/08/01(月) 00:06 [MSIE6.0/WindowsXP]
- 確かに出来ないことは無いです。
核兵器による焦土作戦で敵国民を消滅させれば「戦争」には勝てるでしょう。
しかし、戦争の根元にあるのは資源や市場の獲得であり、経済なのです。
石油が必要なのに油田を全て破壊しては意味がありません。
脅威を航空戦で排除しても油田は操業させることはできません。
歩兵による占拠・占領を行って初めて石油を産出させることが出来ます。
この事を一国の経済に当てはめてみれば、答えは明確でしょう。
- 5 ナマエ:ぐり 2005/08/01(月) 11:03 [Lunascape1.4.1/WindowsXP]
- 勝利というのもたくさんあり、それが指導者の排除であったり、外交的なんらかの譲歩であったりいろいろですが
アメリカ軍による戦争の形態は、相手国の軍隊を排除することにより目標を達成する「掃討戦」から
軍隊の指揮系統など主要通信施設を同時多数破壊を目標とし軍隊を排除することなく無力化する「麻痺戦」に変革しつつあります。
圧倒的情報優勢の機動力を最も実現できる、エアパワーの持つさえぎるものの無い無限の移動範囲、圧倒的な高速度は麻痺戦に於ける主力である事に疑いの余地は無いでしょう。
ほぼエアパワーのみで、相手の指導者に譲歩決定を強制するという目標を達成
(すなわち戦争に勝利)したユーゴ・コソボ紛争におけるNATO軍の例のように
たしかにエアパワーのみで戦争に勝利することは不可能ではないかもしれません。
しかし、例に挙げておられる湾岸戦争や先のイラク戦争、アフガン戦争のように相手の軍隊を押し戻す、
もしくは体制を転覆させるという戦略的目標であるならば、エアパワーのみで戦争に勝利できる。と言えるのかどうかは明らかに「否」でしょう。
戦術的視点に話を下げますが、
いかにジョイントスターズを配備し、高性能なFLIRやミサイル・誘導爆弾を装備した攻撃機があろうとも、
十分な偽装を行った地上軍に対しての効果はほぼゼロに等しいと言っても過言ではないでしょう。
事実、イラク軍の精鋭大統領警護隊に対してのエアストライクは限りなくゼロに近い損害しか与える事ができませんでした。
湾岸戦争などはいかにもエアパワーのみで精密誘導爆弾を用いクウェートから追い出したかのように、きれいな戦争を演出するためのイメージ戦略に過ぎません。
何千両もの破壊された車両と夥しい死者で死のハイウェイと揶揄されたイラク・クウェートを結ぶ道路の様相は
地上戦に入り、圧倒的な結果に抗戦を放棄し潰走したイラク軍に対して行われたエアストライクによるものが殆どでした。
また、エアパワーのみで勝利したユーゴ・コソボ紛争ではNATO地上軍の投入は無い事が予め分かっていたため
ユーゴスラビア軍は地上戦力を分散配置し隠蔽していたため同国陸上部隊の損害はやはり皆無でした。
仮にNATO軍が地上戦への突入を匂わせていたとしたら、それだけでユーゴスラビアは分散配置を行う事ができなくなり、同国の陸上戦力に対する損害は桁違いであっただろうという見方も出来ます。
以上の例から、地上軍を排除する必要のある戦争においてはエアパワーのみで勝利する事は不可能であると結論付ける事ができます。
- 6 ナマエ:セラ 2005/08/07(日) 21:09 [Lunascape2.1.3/WindowsXP]
- 前提からして間違ってますよ。
湾岸戦争での戦争目的、すなわちクウェートの解放は陸軍による地上戦の結果であって、航空作戦がそれを大きく支援したことはあっても、航空作戦によって地域を制圧したことはありません。
アフガンでも敵軍を追い詰めるため不可欠だからこそ地上軍が投入されたのであって、こちらはイラクと違って相手がゲリラ主体だからますます航空作戦の意義が薄いです。
日本のような島国が、攻め込んでくる敵を撃退するのみを目的とする、というような極めて限定された状況の戦闘であれば陸軍の出番はないかもしれませんが、陸軍がないと万一上陸された時に少数の部隊に対処できなくなる訳で、町が陸にあり、軍隊が陸を拠点にしている以上、陸軍の重要性は揺るぎません。
- 7 ナマエ:ぱ。 2005/08/10(水) 04:57 [MSIE6.0/Windows2000]
- ハッキリ言います。
海軍も空軍も陸軍(=歩兵)の支援のために存在し、
その陸軍の兵器も歩兵の支援の為に存在しています。
軍隊に於いて「最強」且つ「最高」でさらに「最後」まで
戦えるのは「歩兵」なのです。
歩兵無くして戦争に勝利はあり得ません。
- 8 ナマエ:瞬落 2005/09/08(木) 14:44 [Netscape6/Windows2000]
- 航空戦力は陸、海戦での支援が基本で、航空戦力だけでは、意味がありません。
要は、航空戦力というのは、相手を弱体化させる為に使われるのであって、
1局地的な戦場で優位に立てるために必須になっている戦力である。
ということです。要は、陸軍の消耗を抑えるために使われているわけです。
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