英国陸軍 近衛兵交代式&ロンドンの街並み


英国遠征はや8日目。王室空軍博物館に行く前に、バッキンガム宮殿外周警護する近衛兵の交代式に足を運びました。

近衛兵交代式は二日に一回行われる行事で、私たちはこの日に行われるのかどうか、前調べもせずに、
「まあやらなかったらやらなかったで空軍博物館いこかー」的なノリでバッキンガム宮殿へと向かいます。

宮殿自体は私たちが宿泊したヴィクトリア駅が最寄で、歩いていける距離でした。
散歩がてら遠回りをしましたがその写真は後ほど。

バッキンガム宮殿(Buckingham Palace)は、イギリスのロンドンにある宮殿。1703年、バッキンガム公ジョン・シェフィールドがその邸宅として建てたものを、1761年にジョージ3世が譲り受けて私邸に使うようになり、1837年のヴィクトリア女王の即位のときに宮殿となった。王室の代名詞でもある。

外周護衛を担当する近衛兵の交代儀式は見物が出る事で有名。バッキンガム宮殿の部屋数はスイートルーム19、来客用寝室52、スタッフ用寝室188、事務室92、バスルーム78である。宮殿に勤務する人は約450名、年間の招待客は4万人にもなるという。

-Wikipediaより


正面よりバッキンガム宮殿。英国特有の「ラウンドアバウト」という、ロータリーのようなぐるぐる交差点になっています。
正面の石造は英国の最盛期を築き上げたヴィクトリア女王。 私たちはこの石造の向こう側最前列に陣取る事ができました。


騎乗した女性警官が、近衛兵行進前にごった返した観客を誘導します。
実にカッコイイ。


やってきました。昔横浜にあったドリームランドの近衛兵と同じカッコです!(神奈川県民しか分からない)


威風堂々の騎馬隊。実に美しい…。


黒色で統一された馬体に美しく光る甲冑、サーベル…。
この行進を見ている観客の中には近衛兵を目指そうと憧れている英国民少年が一人は居るはず。


敷地内で引継ぎを行い、任務を終えた中隊が兵舎へともどります。


どうも見た感じ、皆がこの黒い服を着ており、赤い服はこの上から羽織っているようですね。
真夏の中ご苦労様です。


白人以外の人種の近衛兵も多く存在していました。
世界の1/3を支配した英連邦らしい、多人種さです。ちなみに街を歩いていても実に多様な人種を見ることができます。
特に独特の衣装をしたアラビア系の女性の方々が目に付きました。


実に荘厳で美しい近衛兵交代式でした。しかし、私はこう思うのです。
東京の皇居でもこれをやらないか?

交代式には多くの人が集まっていまし。外国人観光客にとって、近衛兵交代式は定番のロンドン観光スポットなのです。
二日に1回程度行われていても年間180回以上行われるイベントに今日一日だけでも千人単位で人が集まっているのですから、
年単位で見た集客力は侮れません。

そこで、わが国でもこれを見習い、観光で来日する外国人たちに世界で唯一のエンペラーを警護する美しく荘厳な平安武士を見せ付けてやろうじゃありませんか!
・・・ ・・・でも思うのです。
烏帽子に大袖に袴を着用し、帯刀した皇宮警察や自衛官が自動小銃を掲げて行進して果たして美しいのでしょうか…と。

わが国がはじめて近代軍を持った明治以降、一気に軍隊の西洋化を進め、伝統的な軍隊を絶ってしまった私たち日本にはマネできそうにありませんね。

おまけ、中国人のババア
警察に一度注意されたにも関わらず、再び身を乗り出してカメラを構えてました。
一度ならともかく2度も警察官に怒られるとは。本当中国人はどうしようもないですね。

なお、前年の話になりますが、グランドキャニオンでも中国人はやらかしてました


欧州に熱波 英、90年ぶり最高気温更新 (共同通信)

欧州を熱波が襲い、英国ではロンドン南方で19日、36・3度を記録、7月の最高気温を約90年ぶりに更新した。死者もフランスを中心に少なくとも13人出ており、冷房設備が整っていない欧州には厳しい猛暑となっている。
 
例年の英国南東部の7月の平均気温は約21度。19日のあまりの暑さに、ロンドンの王立裁判所は裁判官らが法廷で「ウイッグ」と呼ばれる伝統のかつらを外すことを許可、バッキンガム宮殿の衛兵は日陰に立つことが許された。


その7月19日がまさにこの日でした(笑)
翌日のファンボローエアショーのレポートでも冒頭で触れましたが、ロンドンという街は基本的にエアコンがありません。
じめじめ暑い日本から来た我々ですら、参ってしまう陽気のなか、近衛兵隊の一糸乱れぬ行進は素晴らしいものがありました。

しかし、湿度が全く無いので日陰に入ると涼しさを感じるのがせめてもの救いでしょうか。ただ、くちびるや、肌は異常に乾燥します(^^;

さて、続いてロンドン市内の写真です。

ビッグ・ベンの名で有名な時計台とウェストミンスター宮殿。英国の国会議事堂として有名ですね。
しかし美しい建物です…。


ウェストミンスター寺院。英国国教会。
現在のこの建物は建設開始が1245年で、完成はなんと400年後でした。
現エリザベス女王をはじめ、多くの国王がここで戴冠式を行いました。


ロンドンの中心部を特に「シティ」と呼びますが、そのシティはいたるところに監視カメラが
設置されており、テロの街としても名高いロンドンである事を思い出させます。


たまたま通りかかりました。
かの有名なスコットランドヤードことロンドン警視庁。
ちなみに私はゴルゴ13でその名を知りました(笑)


地下鉄の駅。名前を忘れてしまいましたが、帝國戦争博物館のすぐ近くだったはず。
ロンドンの地下鉄駅は全般的に汚い…(^^;


車両もこれです。なんと板張り!!エアコンが無いよから蒸し風呂!日本なら30年ぐらい前の水準(笑)
運賃は初乗り700円相当(えーーー!)しかも時刻表なんてありません。
駅には後何分で列車が到着するかという表示しかなく、しかもそれすら遅れます。



ロンドン・パディントン駅の回転寿司屋 「Yo! Sushi」(笑)
よく、TVなどで海外では日本食がブーム!とか有るじゃないですか。私はいままで
んなの誇張だろ。と思ってたら…見てください。この混みよう。ビクトリア駅にもありましたし、
「Wasabi」というSushi Bento屋もありました。 英国の日本食ブームはガチです。


ロンドン滞在中に宿泊したホテルの近辺です。


紅茶輸送で有名な快速クリッパー船カティ・サーク号。
グリニッジ駅の近くに保存されています。


大英略奪博物館の中央図書館。美しいところでした。


トラファルガー広場のネルソン帝提督像。51mもの高さがあります。


グリニッジ天文台の東経・西経ゼロ度線。地球の中心線にも行ってきました。
やはり中央に立ってみたいのは万国共通のようです(笑)


微妙な日本語の解説文も。


で、こちらが天文台の建物です。現在では使われておりません。


高度経済成長時代の日本では景観などという概念のない都市計画のもと、むやみやたらにビルを乱立してしまいました。
その結果、無味乾燥な街が生まれてしまいましたが、ロンドンの町並みは日本のそれと比べて、調和が取れ、至る所で歴史を感じられます。

ただ、あえて言うなら歴史にこだわり遅れた都市でもあると言えるかもしれません。特に鉄道。ふざけんなマジで(><)

ホテルで毎日食べていた朝食。本当に毎日です。バイキング式なのですが
毎日同じメニューしか出なかった(^^;

「ウッジュー ライク カフィ オア ティー?」いえ、アッポージュースでいいです…暑いんで。


BACK


MASDF