AA-GUN MACHINE GUN

GUN
最後の切り札AA-GUN。ゲーム中では最大の武器



名称 Gsh23(23mm)MiG-21
Gsh30(30mm)MiG-29/Su-27
GAU8(30mm)A-10
GAU12(25mm)AV-8
DEFA554(30mm)ミラージュ2000
Bk27(27mm)トーネード
M61(20mm)その他全て
最小射程 0.000以上
最長射程 0.800以下




まず、GUNを選択しAA-GUN発射モードにします。下図のような画面になるはずです。

AA-GUN

レティクル
機関砲の照準。敵機の動き、自機の動きを計算に入れ正しい照準点を示す。ガンレティクルを目標物に合わせてガンを撃つ。
 
ピッパー
レティクルの中心に位置する照準点。ピッパーを重ねることにより目標への最大命中率が期待できる。
 
TDボックス
レーダーロックしている敵機の位置を表します。



本来、現代の航空戦においてガンを使う場面はまずありません。しかし、エアロダンシングiでは目視内戦闘がメインであり、ミサイルの性能に制限が加えられているので、ガンは敵機を撃墜するのに非常に有効な手段であり、ガンを扱えないパイロットはいつまでも勝利には恵まれないと言えるでしょう。

機関砲射撃には大まかに分けて

B2H(ビーツーエイチ)
H2H(エイチツーエイチ)
LONG RANGE(ロングレンジ)

以上3つの状況下に分類できます。


B2H:BACK TO HEAD
バックトゥーヘッド
後部を占位した理想状態

GUNS KILLの基本のキの字であり、相手に反撃されることが無い最も理想的な状態、敵機後方位置からの射撃です。
戦闘機乗りがB2Hでの射撃ができないのでは話になりません。ここでは射撃のテクニックを解説していきます。

スナップオンショット
僕自身が最も多用する射撃方法です。命中率が高く、非常に役に立ちます。

スナップショットはピッパーが敵機の上を分断するように操縦しながら射撃であるため、ピッパーを敵機にピッタリあわせるのではなく、敵機の上を通過するように操縦すればよいので、反射神経の遅れや、無駄な動きをせずに射撃することが可能です。発射はピッパーが敵機に重なる手前から開始し、確実に通過した後に射撃を終了します。


また、これとは逆に機首から尾部へかけてスナップショットもあります。射撃の手順を逆にしただけなのですが、場合によって使い分けると良いでしょう。

手順@
まず敵機の進行方向の前方を照準する。敵機の前方を照準する際は、レティクルの外環に敵機が引っかかる程度。心持ち手前を狙えば良い。

手順A
この時点で射撃しても敵機前方に弾が流れてしまい、まず命中はしないが射撃を開始する。

手順B
一呼吸おいてから操縦桿を緩め、ピッパーに対し敵機みずから入ってくるようにし、ちょうど、ピッパーの点が敵機の機首から尾部までを両断するような感じにする


スナップショットは相手の背面が大きく見えている状態、つまり近距離で敵機が急旋回を行っている場合に最も効果が高まります。逆に敵機の真後ろに位置している場合、被弾面積が小さくスナップショットでは命中率の向上を望めません。

■LONG-RANGE
ロングレンジ

距離〜700程度のガン射程いっぱいの長距離射撃を意味します。

新幹線など高速な乗り物に乗っていると、近くのものは速く動いているように見え、遠くのものはゆっくり動いているように見えます。

それと同様、遠くの機を射撃する場合は非常にゆっくり飛んでいるように見えるので、ピッパーを敵機に合わせやすくなります。しかしながら、当然「的」の見え方も小さくなるわけですが...
このような長距離の場合はトラッキング射撃が有効。

スナップオン射撃は遠距離になればなるほど弾幕の密度が薄くなるという欠点を持ち合わせているので、敵機が点にしか見えないような見えない距離では命中率が低下します。
しかしトラッキング射撃はスナップオンの逆で、敵機をピッパーに確実に重ねて射撃するので、遠距離でも狭い範囲に濃い弾幕を作り出すことが出来るのです。

トラッキング射撃は微妙な調整が必要とされるので、スティックをめいいっぱい引っ張るか、それとも中立にするかで操縦しているようではトラッキング射撃を行うことは不可能でしょう。僅かな角度のズレでも遠距離の場合では非常に大きなズレになります。



■H2H:HEAD TO HEAD
ヘッドトゥーヘッド
ヘッドオン状態からの射撃。

ヘッドンガンズキルは「運」だと言う人も多くいます。
しかし僕はそう思いません。ミサイルであろうがガンであろうが適切な射撃を行わなければ絶対に命中などしないのです。
ヘッドオンガンズキルされても負けを認めない人も居ますが、それは負け犬の遠吠えに過ぎず、撃墜されたのは「射撃に劣ったため」であり、ドッグファイトに負けたのと全く同じです。

非常に射撃が正確なエースパイロットクラスがH2H状態からヘッドオン射撃をすると、ほぼ確実に敵機を仕留めることが出来ます。
両者共に最高クラスの腕の持ち主ならば、何度ヘッドオン射撃をやっても相打ちという結果になるでしょう。事実、MASDF部隊内で1対1の訓練を行った際に、両者ともに譲らず数十回連続でヘッドオンで相打ちということが多々ありました。
「運」で勝利をつかもうとする者は「実力」で勝利をもぎ取ろうとする相手に勝つことはできません。



ヘッドオンで勝つ方法はただ一つ。ピッパーを相手に確実に重ね、すれ違うまで射撃すること!

ヘッドオンではピッパーをいかにしてTDボックスの中心点に位置する敵機へ正確に重ねるかにかかっています(つまりトラッキング射撃)。そして、一度捕捉したら絶対に撃ち止めないこと。何が何でも狙いつづけることです。


もし撃ちやめて退避しようものならば、相手に無防備な腹を見せることになり、被弾面積の増大を招きます。
それと、ピッパーが正確に捉える前に射撃してはいけません。絶対に命中はしないし牽制にもなりません。さらに相手の反撃をも招きます。

「ヘッドオンを制するものは勝負を制す。」
あながち過言とはいえないでしょう。


最後に...ヘッドオン合戦で負け惜しみを言うことほど見ていてカッコ悪いと思えることはありません。絶対にやめましょう。



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