初心者基本講義
ここでは戦闘機を操縦する以前、パイロットとして、
できて当たり前、できなきゃ失格
程度の講習を行います。
なお、この講義は自分の経験+実際を
から、フライトシミュレータなら必ず通用する筈です。
エースコンバットなどの航空力学の入っていないゲームには
通用しませんのでご注意を。
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水平飛行
水平飛行は、実際でも最初に行う訓練です。(たぶん)
まずは水平飛行をマスターしましょう。
水平飛行は機首を水平にして飛行するのではありません
高度、方位を変えずに真っ直ぐ飛行することです。
まずは巡航速度に合わせ昇降率計又はベロシティベクターの目盛りを0にしましょう。
昇降率計(ベロシティベクター)がなければ、高度計に変化の無いようにします。
この時の水平線の見える位置を覚えておくとあとで便利ですので、何かコックピット内の物を目印に水平線の高さを
覚えておきましょう。
そうすることによって、次からは計器をイチイチ見ずに
前方の景色を見るだけで、簡単に水平飛行の調整が出来ます
。
最後に一つ注意、この方法は水平線がしっかりとあるゲームにのみ有効です。
水平線がしっかりしないゲームは高度が高くなると
ピッチ角0度の位置に水平線が存在しなくなる。
パイロットになろう!エアロダンシングなどなど
離陸
離陸、簡単そうで実際は難しいので十分注意が必要です。
特に離陸した瞬間には気をつけましょう。
高度がないので、もし操縦をミスしてしまえば大惨事を
招いてしまいます。
滑走路に出たらまずはフラップを下げます。
間違っても100%下げないでください、速度の上昇を
抑えてしまい逆にフラップの役割をしません(用語集参照)
25〜50%程度にしておきましょう。
そのあとはエンジン出力を100%にまで上げて、
加速をしましょう。アフターバーナーがある場合は、
アフターバーナーを使用します。
飛行機は地上を真っ直ぐ走らないのでラダーペダルで
修正しましょう。過大な操作に注意してください。
コツとしては、遠くものを目印に修正するといいでしょう。
適正離着陸速度(機種によって違う)になったら、
操縦幹をゆっくり引いて機種を上向きにします。
ギアが離れて飛行しはじめた時に、機体がよろけない
ように注意してください。低速だと不安定になります。
機体の速度が増し、高度も高くなってきたらまずはギアを
格納、水平飛行に移るときにフラップを一段階づつ
戻しましょう。
この時点で離陸は終了になります。
旋回
水平飛行ができれば旋回もできるでしょう!
やり方は簡単、バンク角を取る(機体を横に傾ける)と
地球の引力に引かれて機体が横滑りしながら、下向きに
なってしまい、高度が下がっていくので操縦幹を引いて
水平飛行の要領で高度を変えないようにしましょう。
旋回しながら高度を変える場合はそれに応じて機首の上げ下げを行うと良いでしょう。ただし大回りになります。
着陸
基礎飛行でもっとも危険で難しく、重要な要素です。
飛行機ゲーム初体験者は、まず着陸で苦しむはずです。
僕もパイロットウイングスで何度死んだことか...
まずは滑走路直線上、できるだけ遠くからアプローチ(接近)
しましょう。
その時にフラップを多めに下げて、ギアを出し、
エアブレーキを使用しましょう(ある場合のみ)
そして徐々に高度と速度を下げながら滑走路の端を
目標にしてアプローチします。
「ヤベ!滑走路の手前に着地しちゃうよ、機首を上げて高度
をかせごう。」
などとは、絶対にやらないでください。
もしも高度を上げたいのならスロットルを上げてください。
そうすれば自然に高度が上がるはずです。
速度の調節は機種の上げ下げで行います。
上向きにすれば速度低下、下向きなら上昇します。
いいですか、高度の上げ下げはスロットル、
速度の上げ下げは機首の角度で調節してください。
滑走路の端を通過したらいよいよ接地です。
機首を上向きにして速度を殺し、適正離着陸速度にし、
適正着陸進入角で、ゆっくりと、赤ちゃんを降ろすように
優しく接地してください。
後輪が地面についたら、ゆっくり操縦幹をもどします。
間違っても前に倒さないでください。
前輪が地面についたらホイールブレーキをかけます。
あとは例によって真っ直ぐ走らないのでラダーペダルで
調整して停止すれば着陸完了です。
次の機に邪魔にならないように、さっさと滑走路から
タキシングロードに向かいましょう。
これで初心者基本講義を終わります。
わからない単語は、用語集を参照にしてください。
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