前日のしとしと雨とは対照的に好天に恵まれゲートキーパーのF-86ブルーインパルスも非常に美しく映えていました。

F-86Fセイバー BlueImpulse
ハイ、正真正銘の初代ブルーインパルス。ゲートキーパーですね。


UF-104J スターファイター
速度重視の、まさに邀撃機であるF-104。いらなくなったから、ミサイルや機関砲の標的機として使われるようになりました。
まさに、その標的機です。
UF-104J スターファイター
上の写真に見える通路。あそこから撮りました。


まずは館内に入ってすぐにあるのはF-2戦闘機の左半分。
翼端についているミサイルは『AAM-3 90式対空誘導弾』です。
翼下にあるのは右から…
AIM-7スパロー Mk-82通常爆弾 CBU-87クラスター爆弾 GCS-1赤外線誘導爆弾 ASM-1対艦ミサイル 
本館には、こんな感じで技術・戦略等の説明が加えられています。
拡大写真なら、文字が読めますよ。
F-1戦闘機です。後で格納庫にてコックピットに座りました。


ところで、CBU-87なんですが…
デッカイ筒から投下後空中で分解したくさんの子爆弾をばら撒くやつです。
説明文に「滑走路破壊に用いられる」と、有りましたが…自衛隊がどこの滑走路を破壊するのでしょうか(^^;

さて、1階はこれで終了。

ここからは2階です。

2階に展示して有るのはミサイルや爆弾、機関砲やレーダー等。
AIM-9サイドワインダーとAIM-7スパローです。AIM-9は、細長いという感じがしますが、AIM-7は太長いという表現がぴったり(^^;
上:JLAU-3 70mmロケットランチャーと、ロケット弾。1つのポッドで19発のロケットを納めています。

下:XASM-1 Xが付いてるということはASM-1対艦ミサイルの試作型のようですね。
上:127mmロケット弾 70mmロケットと比較して一回り大きい分威力が高いのですが、当然搭載数も少なくなります。
ランチャーの写真は、ちょっと忘れてしまいました。ランチャ1基につき4発搭載可能。

下:M61ガトリングガン「バルカン」戦闘機に搭載する標準装備の20mm機関砲ですね。
91式携SAM
歩兵携帯用の短対空ミサイル。結構重たいです。
81式短SAM。基地防空の要となる短距離地対空ミサイル。
これは装備品ですね。それとサバイバルグッズなどが展示されています。
F-1のレーダー。上段左から2番目がレーダースコープ。下段右の丸いのがレーダーアンテナ。それ以外は分かりません…
VADSバルカン対空砲
航空機用のM61ガトリングを地上兵器にしたもの。F-15など戦闘機に搭載されているM61A1は100発/秒でしたが、この対空砲は50発/秒に抑えられています。
装填数は500発。 500発ってことは…10秒で打ち尽くす計算です(ーー;

30mm対空砲
筒の内部を見ると、明らかにバルカンより太いです。牛乳ビンがスッポリ入りそうなぐらい。
対空砲はAAA(トリプルエー)と呼んだりもしますね。
航空自衛隊に配備されている全機種のプラモデルです。かなり数が多いので圧巻!


3階はムービーシアターと簡易シミュレーターと国防についての説明、航空図書室等があります。
航空図書室にはとんでもないものがありました。

知るひとぞしる『間違いだらけの自衛隊兵器カタログ』
自衛隊の兵器の無駄遣いをスッパ斬る、自衛隊を目のカタキにしてる内容の本。事実は事実なんですが…
よくもまぁ広報館にこんな本を置いてありますね(^^;


さて、次は格納庫です。

A6M5a 零式艦上戦闘機52型甲
「ゼロ戦」の名前で誰でも知っている最も有名な戦闘機ですね。吊り下げられて展示されていました。もっと間近で見たかったよぉ〜。
以下同文(爆)
以下同文(爆)
以下同文(爆)
実は、あまり好きな戦闘機ではない(ボソ)
T-34メンター
はい、こちらも練習機。現在T-3が使用されていますが、それ以前の初等練習機です。メンターが主役(違)の「ジェット104脱出せよ」は迷作。
またまた練習機T-33
練習機だからといってナメちゃいけません。初のジェット戦闘機同士の戦いも経験し、朝鮮戦争でそれなりに活躍したF-80シューティングスターの練習機型なのですから。
「それなりに活躍」ってのがミソです。
T-1練習機
さすがに古くなってきており退役…T-4に取って代わられました。
F-86Dセイバードッグ
完全な対戦略爆撃機専用のF-86Dセイバードッグ。ミサイルも機関砲を搭載していません。機体の下からロケットランチャーがヒョッコリ顔を出して「シュパパパパ」と1秒足らずで撃ち尽すという戦闘機。
正面から見ると口がニヤけてアホヅラに見えるのは…( ̄ー ̄;)
T-6テキサン
第2次世界大戦の時代から航空自衛隊創生期に使用されていた練習機。もう、見た目は戦闘機ですね。だから超格安+貧乏国対応+値段相応能力の戦闘機型も生産されてたりする。
デハビラント・バンパイア
イギリス製のゲテモノジェット。ゲテモノだけどちゃんと量産されて主力戦闘機にもなった名作。
デハビラント・バンパイア
ちゃ〜んとこんな戦闘機でも撃墜記録があるんですよねぇ。
F-86Fセイバー
コックピットに乗りました。
戦闘機のコックピットって窮屈かと思ったら以外に広々。だけど身動きの出来ずに数十分数時間閉じ込められることを考えるとやっぱり狭いですねぇ。
コックピットパネル
計器が所狭しと並んでいますが…
こちらはスロットルレバー。

さて、全国OFF会を兼ねた浜松基地広報館見学。終了後には「喫茶飛行場」というスクラップ前の飛行機を庭に展示している喫茶店へ全員で行きました。中も飛行機だらけです。C-1の扉があったりF-19のプラモデルがあったり、米軍のウォーバーズらしきコックピットパネル…怪しさ万店の面白い店でした。

ご一緒していただいた、AERさん、みゃーさん、パパさん、黒幕さん、ぐらんぶるさん、ちょもさん、OGIさん、AWACSさん、タカさん有難うございました。

ちなみに帰り道は…高速道路で約2時間ほど25kmの渋滞に巻き込まれました(汗)

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