SRM-IR AIM-9 R-550 AA-9 AAM-3


最も多くの撃墜を記録しているミサイル


名称 AIM-9サイドワインダー(米国・欧州)
AA-8エイフィッド(ロシア)
R-550マジック(ミラージュ)
AAM-3 90式対空誘導弾(自衛隊)
誘導方式 InfRared (IR)
最小射程 0.500
最長射程 3.000
飛翔距離
重量 約100Kg




まず、SRMを選択しSRM-IR発射モードにします。下図のような画面になるはずです。


シーカーサークル
ミサイルの目(シーカー)が、どこを見ているかを表します。シーカーサークルがTDボックスと重なり、白い環が黄色になるとミサイルのロックオンが完了します。
 
TDボックス
レーダーロックしている敵機の位置を表します。
 
シュート・キュー
発射可能体勢であることを表します。[SHOOT]と表示されればARHの発射が許可されます。TDボックスの下の[△]マークも同様のものです。

SRM-IRは赤外線シーカー(センサー)により、冷たい空に浮かび上がった高温の標的を探知しそれに向かって誘導します。ですので、航空機の最も熱い部分であるエンジン排気口が見える後方位置からのみロックオンが可能となっています。
前作のエアロダンシングFから存在するミサイルなので、慣れ親しんだ人も多いのではないでしょうか。

短距離ミサイルなのでARHやSARHと比較するとロケットモーターの燃焼時間が短く、数分の一の射程距離と速度しか出ません。ある程度距離があり、アフターバーナー全開で逃走されるとロケットモーターの燃焼もむなしく、エネルギーを失い落下してしまうでしょう。しかし発射してから誘導を開始するまでの直線飛行距離が短く、機動性もARHやSARHよりも格段に高いうえに、ガイドレールに沿って発射されるためあらゆる体勢から発射が可能であり、ドッグファイトで非常に重宝するミサイルといえます。

ドッグファイトではお互いに後ろを取り合うため、こちらも相手も旋回を継続しています。本来、敵機の真後ろから発射するのがベストなのですが、そういうわけにはいかないでしょう。どうしても入射角ができてしまうので敵機が背中を見せた状態で発射せざるを得ません。

そこで、見越し角をつけて発射してやります。
上の写真のように、TDボックスをシュートキューより下にするか重ねるかして発射すると最も命中率が高まります。

この見越し角をつけての発射はSARHやARH等のMRMにも必要となります。MRMの場合はHUDに映し出されるステアリングサークルとステアリングドットという非常に便利なものがあり、パイロットが直感的に最良の見越し角度が分かるようHUDへ表示されています。SRMにも有ればよかったんですが…(実機にはSRMにも有る)

最小射程は0.500程度で、見越し角を大きく取る必要がある場合はさらに長くなります。敵機の形を識別できる距離ならば機関砲を選択したほうが無難です。


最後に、ゲームとは関係ないのですが誤解してはいけないのは、後方からしかロックオンができないような赤外線誘導ミサイルは旧式化したクズのミサイルであり、現行の赤外線誘導ミサイルは、前方からもロックオンが可能です。また、新世代のミサイルでは、ただの熱い塊としてではなく、赤外線画像認識を取り入れており、フレアを完全に無効化することが可能となりました。
後方からしかロックできないというのはゲームバランス上での仕様でしょう。



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