MRM-ARH AIM-120

arh2
画期的なレーダー誘導ミサイルで今後の主流


名称 AIM-120 AMRAAM(アムラーム)
誘導方式 Active Radar Homing (SARH)
最小射程 1.000
最長射程 6.000
飛翔距離 ほぼ無限大
重量 約150Kg




まず、MRMを選択しARH発射モードにします。下図のような画面になるはずです。


ステアリングドット
現時点で発射した場合の着弾予想地点をあらわしています。ステアリングドットを中心に捉えて発射することにより命中率が高まります。しかし、あくまで現在での着弾予想地点なので、相手が急旋回を行うと意味がなくなってしまいます。
 
ステアリングサークル
ステアリングドットを捉える際の目安として用います。最低限サークル内にステアリングドットを捉えて発射したほうが良いでしょう
 
TDボックス
レーダーロックしている敵機の位置を表します。発射後は常にTDボックスを正面に捉えていなければなりません。
 
シュート・キュー
発射可能体勢であることを表します。[SHOOT]と表示されればARHの発射が許可されます。TDボックスの下の[△]マークも同様のものです。

ARH最大の特徴はミサイル自らに搭載されているアクティブシーカー(ミサイル搭載レーダー)により目標捕捉・誘導を行うので、SARHとは違って発射母機が誘導を行う必要がなく、さらに別の敵機に対し同時に2機へ攻撃を加えることが可能です。
ゲーム中で最も妨害(FLARE・CHAFF)に対する耐性が強く、適正な諸元を維持して発射すれば高確率で命中するでしょう。
発射の手順はSARHとほぼ同じで、ステアリングドットを可能な限りステアリングサークルの中心に捉えて発射する必要があります。

このARHは必ずしもロックオンしたターゲットを追尾するとは限りません。発射後しばらく直進し、アクティブシーカーが作動して、ミサイルは一番手近にいる機を追尾します。インターネット対戦のチーム戦をする際に、味方と敵が同じ空域にいる場合、発射は控えた方が良いでしょう。
arh3
上の写真は、見ていただければ分かるとおり距離4.019のALFAをロックオンしミサイルを発射しました。
しかしARHのアクティブシーカーは先に距離1.998に存在するBRAVOに誘導を行い、BRAVOを撃墜してしまいました。

SARHとのゲームバランス上からか発射可能射程6.000と制限が加えられています。しかし、SARHと飛翔距離が長く速度も高いのは同様で、ゲーム中ではまず無限に飛翔すると思っても間違いありません。

SARHでも書きましたが、ARHはあくまで中距離射程ミサイル(MRM)であり、短距離ミサイル(SRM)ではありません。距離1.000以内で発射しても、まず命中しないでしょう。特にヘッドオンで発射する場合は距離1.500以上は欲しいものです。
MRMは「Medium-Range-Missile:中距離ミサイル」の略称で目視外戦闘を前提としたミサイルなので、目視内・ドッグファイトを意識されたSRMと同様の使い方をするのは無理があります。

ARHの装備の際はSRM*2,ARH*2の合計4発搭載とSARHのSRM*4,SARH*4の8発搭載に比べて貧弱な気がしますが、それほど強力なミサイルであり、一撃必殺の兵器として使えるので問題ありません。

また、SRM,SARH,ARH全てのミサイル発射に言えることなのですが、インターネット対戦をプレイしていると、ミサイルを一斉発射する方が非常に多く見られます。おそらくは「大量に撃てばどれかひとつはあたるだろう」と考えてのことでしょうが、ハッキリ言うと一斉発射して命中率を上げるというのは間違った思考です。
ほぼ同じ瞬間に4発発射するということは、誘導プログラミングにより全て1発目と同じ航路で目標に飛翔することになるので1発目が回避されると全て回避されてしまいます。

よほどのことがない限り敵機はミサイル1発の直撃で撃墜されます。ミサイルの一斉発射は絶対に避けるべきです。

しかし同じ目標に対して複数のミサイルを発射すると撃墜率が高まるのは確かです。
2発目を発射する場合は、レーダーを確認し最初に発射したミサイルが自機と目標の中間地点に到達した時点で発射するとよいでしょう。




BACK